今朝方、証券会社から下記の案内がきていました。先日投資したナショナル・グリッドの株式に関する連絡事項のようです。
お知らせの内容
お持ちの外国株式で払出しが行われる銘柄があります。
以下の銘柄が一般口座に払い出されます。
払出しに伴うお客様の手続きは必要ありません。
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銘柄名 :ナショナル・グリッド
現地コード :NGG
市場 :NYSE
対象口座 :特定
払出日 :2017/05/22
売付停止期間:-
払出事由 :株式併合のため
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これはつまり、投資銘柄のナショナル・グリッドについて、
- 投資したこの銘柄は、特定口座から一般口座に払い出される
- その理由は、株式併合
ということですね。株式投資を始めたばかりのため、この「株式併合」がなんなのかが分かっていませんでした。
先日に投資をして早々に学びの機会が向こうからやってきました。
株式併合とは
株式併合とは、併合割合に応じて複数の株式を1株に統合することを言います。企業は株式併合を行うことによって、発行する株式数を減らすことができます。株式併合が行われると、1株当たりの株価が併合比率に応じて上昇します。株価が上昇すると聞くと、該当銘柄を保有していると、得するように感じますが、併合比率に応じて保有株式数が減少するため、お客様の資産価値は変わりません。
現在、証券会社は楽天証券を利用していますので、そちらのQ&Aから引っ張ってきました。株式併合は、何らかの理由により企業が発行する株式を一定の割合で統合することを指すようです。
こちらをみるとその他にも株式併合や分割が予定されている銘柄がいくつかありました。今回ナショナル・グリッドに投資する際に、このあたりの情報を全く把握することができていませんでした。新たな反省点を得ることができました。
その株式併合ですが、メリット・デメリットはなんなのでしょう。こちらの解説で学んだ限りでは、株主としては大きな影響はなさそうです。まずは払出日の5/22を待ってみます。
もう少し調べてみると、株式併合の際に特定口座から一般口座へ払い戻されるか否かは証券会社ごとに違っていました。今回は楽天証券を利用していたために発生したイベント(特定→一般)だったようです。
こちらの記事で証券会社ごとのメリット・デメリットが分かりやすくまとめられています。
外国株口座はSBIで決まり(3社の比較) - 40代でアーリーリタイアしたおっさんが たわら先進国株でベンツを買うブログ
米国株投資の観点では、楽天証券は現状では手数料や株式併合の面でユーザーフレンドリーとはいえない状況のようです。
今後の投資計画を踏まえ、SBI証券 and/or マネックス証券の口座開設を急ぎたいと思います。
先日に米国株投資デビュー(一部、英国企業ですが)を果たした途端にこういったイベントが発生して学びのきっかけになったのも、具体的なアクションを起こしたからというのが一因かなと思います。
考えるよりまず動く、という考え方がいつも上手くいく訳ではないのですが、動くことで得られるもの(成功か失敗かは問わず)があるのもまた事実です。あくまでリスク管理の範囲の中での判断に思います。
ロボアドバイザーやソーシャルレンディングの利用も、資産運用の面に加えて社会勉強の側面もありました。座学では得られない経験を手にできたと思っています。
今後も資産運用のみならず学びの場としての米国株投資を進めていきたいと思います。