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収支公開:実際の利回りは?ソーシャルレンディング投資体験

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新しいの投資先としてソーシャルレンディングもお試し中です。

日本国内にはソーシャルレンディング企業が20社ほど存在しており、そのうちの数社にて実際に投資をしてみました。

投資案件の中から運用が終了して完済した案件についてご紹介したいと思います。

ソーシャルレンディングとは?

シンプルに説明すると、「お金を借りたい事業者」と「お金を貸したい投資家」を結ぶためのプラットフォームビジネスです。

www.crowdport.jp

個人投資家は事業主に融資をすることで、事業主が返済時に支払う利息の一部を受け取ることができます。高い利回りが魅力である一方で、貸し倒れ等のリスクは当然あります。リスクは債券以上株式未満のミドルリスク・ミドルリターンと言われています。

www.crowdport.jp

メリット

  • 魅力的な利回り
  • 安定的なパフォーマンス
  • 予備知識、運用の手間が不要
  • 少額からの運用が可能
  • 短期での運用が可能

デメリット

  • 融資先の貸し倒れによって元本の毀損が発生する可能性がある
  • 投資期間中のキャンセルは不可
  • 早期償還、延滞が発生する可能性がある
  • 事業者の倒産リスクがある

 

日本国内のソーシャルレンディング会社

現在の国内のソーシャルレンディング会社についてはこちらが非常によくまとまっています。

www.saki-imamura.com

www.saki-imamura.com

このうち、私が実際に利用したことのあるソーシャルレンディング会社は下記となります。合計10社です。色々と試してみたくて多くなってしまいました。

  • maneo
  • クラウドクレジット
  • クラウドバンク
  • ラッキーバンク
  • アメリカンファンディング
  • トラストレンディング
  • オーナーズブック
  • ガイアファンディング
  • グリーンインフラレンディング
  • さくらソーシャルレンディング

投資案件のうち、既に償還済みの案件についてご紹介します。

 

maneo 

www.maneo.jp

国内最大手のソーシャルレンディング会社です。私が一番初めにソーシャルレンディングの投資を始める際にこちらを選びました。

投資案件のうち下記の案件が償還済みです。初めてのソーシャルレンディングということで最低投資額の3万円を投資しました。

www.maneo.jp

 

投資結果は下記となります。この案件は早期償還されたため、運用期間は当初予定の9ヶ月から1ヶ月半程度に短縮されています。結果、税引き前の分配金は249円、年利に換算すると利回りは6.89%となりました。案件説明には5〜7%とありましたので、期待通りの利回りを実現していました。

会社 案件 投資額
(円)
運用期間
(日)
期待
利回り
税引き前
分配金(円)
実利回り
maneo 事業性資金支援
ローンファンド196号
30,000 44 5〜7% 249 6.89%

 

なおGMOクリック証券でしたら、ネット証券からmaneoに直接投資が可能です。

 

クラウドクレジット

クラウドクレジットは世界の個人や事業主のローンに投資する、他のソーシャルレンディング会社とは一線を画する会社です。

投資国はペルー、カメルーン、リトアニアなど。日本や米国以外の国への分散投資という意味では非常に面白いサービスだと思います。

クラウドクレジットへの投資案件のうち、償還済みの案件は下記となります。案件内容は「本ファンドでは、ポーランド、チェコ、スロバキア、ラトビア、ジョージアの5か国で個人向けに短期ローンの貸付を行う事業者(A社)グループに対して、クラウドクレジットのエストニア子会社(Crowdcredit Estonia OÜ) が貸付を行います。」とのことです。

crowdcredit.jp

 

投資結果は下記のとおりです。こちらも最低投資額の5万円を投資しています。また運用期間は約7ヶ月とのことでしたので、30日×7ヶ月=210日で計算しています。利回りはほぼ期待値通りです。

会社 案件 投資額
(円)
運用期間
(日)
期待
利回り
税引き前
分配金(円)
実利回り
クラウド
クレジット
【為替ヘッジあり】東欧金融
事業者支援ファンド7号
50,000 210 9.6% 2,629 9.14%

また配当の計算には案件ページに記載の「投資倍率」を使うほうが正確とのことです。この案件の投資倍率は1.051倍とのことですので、50,000円投資時の期待値は50,000×1.051=52,550円となります。今回の投資結果では元金+分配金で52,629円ですので、投資倍率による期待値の通り(ちょっと多い)でした。

 

クラウドバンク

crowdbank.jp

日本初の証券会社の運営するサービスです。1万円の少額から始められ、また運用期間が短期間の案件が多いのが特徴です。

償還済み案件として下記の不動産投資案件について結果を紹介します。

crowdbank.jp

 

投資結果は下記のとおりです。上記ページの運用レポートにある運用開始日と終了日の差を運用機関とすると実利回りは4.73%となるのですが、同運用レポートでは各案件の運用期間は49日と138日になっていました。また運用レポートでの利回りは6.8%だったとのことですので、単純に運用開始と終了の差では計算が合わないようです。

会社 案件 投資額
(円)
運用期間
(日)
期待
利回り
税引き前
分配金(円)
実利回り
クラウド
バンク
不動産プロジェクト
ファンド29号
100,000 165 6.2% 2,138 4.73%

 

ガイアファンディング

www.gaiafunding.jp

米国の不動産事業者への融資ができるソーシャルレンディングです。こちらも1〜2万円からの少額投資ができるサービスです。

こちらで償還済みの案件はカリフォルニア不動産事業者への投資案件です。

www.gaiafunding.jp

 

投資結果は下記のとおりです。運用期間5ヶ月の予定でしたが約1ヶ月半ほどで早期償還されました。分配金は当初予定よりも減りますが早めに返ってくると少しほっとします。利回り9.39%はほぼ期待通りでした。

会社 案件 投資額
(円)
運用期間
(日)
期待
利回り
税引き前
分配金(円)
実利回り
ガイア
ファンディング
カリフォルニア
ローンファンド7号
30,000 42 5〜10% 324 9.39%

 

さくらソーシャルレンディング

www.sociallending.co.jp

さくらソーシャルレンディングは2016年12月にサービス開始した新しいソーシャルレンディングです。「地方創生型ソーシャルレンディング」をコンセプトに、地方企業への投資案件を手がけているのが特徴です。

本サービスのオープン時の下記案件に投資をし、すでに償還済みです。

さくら九州セレクトファンド4号(オープン記念特別配当) | さくらソーシャルレンディング | あなたの投資が地方を元気にする地方創生型ソーシャルレンディング

 

投資結果は下記のとおりです。オープン記念ということで100,000円投資しました。利回り8.98%でしたので、期待利回り通りのリターンとなりました。

会社 案件 投資額
(円)
運用期間
(日)
期待
利回り
税引き前
分配金(円)
実利回り
さくら
ソーシャル
レンディング
さくら九州
セレクトファンド4号
100,000 77 9% 1,895 8.98%

 

まとめ

ここまでの投資結果をまとめると以下のとおりです。クラウドバンクは利回り計算に自身がないため運用レポートの値を記載しています。またクラウドクレジットは投資倍率的には期待値以上のリターンでした。

全体的にはほぼ期待利回り通りのリターンを得られています。

会社 案件 投資額
(円)
運用期間
(日)
期待
利回り
税引き前
分配金(円)
実利回り
maneo 事業性資金支援
ローンファンド196号
30,000 44 5〜7% 249 6.89%
クラウド
クレジット

【為替ヘッジあり】

東欧金融
事業者支援ファンド7号

50,000 210 9.6% 2,629 9.14%
クラウド
バンク
不動産プロジェクト
ファンド29号
100,000 165 6.2% 2,138 6.8%?
ガイア
ファンディング
カリフォルニア
ローンファンド7号
30,000 42 5〜10% 324 9.39%
さくら
ソーシャル
レンディング
さくら九州
セレクトファンド4号
100,000 77 9% 1,895 8.98%

 

ソーシャルレンディングは投資先として有望か

ソーシャルレンディングは一度投資してしまえば、あとはほったらかしです。株式のように投資後にメンテナンスをすることはありません。感覚的には定期預金に近いものがあります。各社の投資案件ページで利回りを銀行定期と比較しているのもそういった意識があるのかもしれません。

一方、リスクの面ではまだまだ不安要素があります。日本では法規制によりソーシャルレンディングの投資先企業を個人投資家が知ることができません。投資先企業の健全性等を把握できないため、個人としては案件を提供する各社の信頼性が重要になります。最近では「みんなのクレジット」が関東財務局より1ヶ月間の業務停止命令を含む行政処分をくだされました。

みんなのクレジットが行政処分勧告へ 事前の説明と異なる融資先への資金貸出など | ソーシャルレンディング情報 - CROWDPORT

www.crowdport.jp

 

先日の記事でも触れましたが、海外のソーシャルレンディング大手Lending Clubでもコンプライアンス違反等により株価が減少しています。ソーシャルレンディング自体が誕生間もないビジネスであり、信用を構築していけるかが今後の課題に思います。

www.us-stock-investor.com

 

しかし株式などの金融商品も同様にリスクはつきものです。結局はリスクと向き合い、リスクを管理するという意味では同じに思います。また上記ニュースの影響もあり、将来的には投資家がより安全に投資できる方向に法改正がなされる可能性もあります。

リスクとうまく付き合いながら投資していけば、ミドルリスク・ミドルリターンの分散投資先としてソーシャルレンディングは有望というのいうのが個人の感想です。今後もこの業界の動向はウォッチしていきたいと思います。