ユーエスがはじめて米国株を学ぶブログ

米国株投資を始めて3年目に突入。米国株初心者が学んだことを記録していきます。

【FIVE】急成長中のディスカウントショップ「ファイブ・ビロウ」。常にトレンドを追いかける戦略が功を奏す

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急成長中のディスカウントショップ「ファイブ・ビロウ」の紹介です。

 

 

子供と親御さんに大人気のファイブ・ビロウ(FIVE)

ファイブ・ビロウはその名(Five Below)の通り、店内の全商品を5ドル以下で販売するディスカウントショップです。日本の百均ショップと似てますね。

ティッカーシンボルもそのままFIVEとなります。

 

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店内は結構広々としてますね。1ドル〜5ドルまでのポップも目立ちます。

さらに詳細なレポートはこちらの記事が参考になりました。

www.businessinsider.jp

 

バラエティに富んだ商品

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取り扱う商品もバラエティに富んでおり、定番のパーティグッズやお菓子類、スポーツ用品、テック用品など、日常で使うものならほとんど揃っているのではないかと思いますね。

 

ターゲット顧客

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ファイブ・ビロウのターゲット層は8歳〜14歳の子供たちと、24歳〜44歳の親たちです。子供にとってはお小遣いの範囲で十分楽しめますし、若い親たちも自分の子供向けの買い物に利用できますね。

 

成長を持続させるビジネス戦略

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ファイブ・ビロウの成長を支えるビジネス戦略が、常に最新流行を追いかけるというシンプルな作戦です。

自撮りが流行ればセルフィー・スティックを扱い始め、スピナーが流行ればやはり取り扱い始め、とにかくファイブ・ビロウに来れば最新流行のグッズが安く手に入るシチュエーションを作り続けています。

また商品品質にも気を配り、上にあるようにLEGOやディズニーのライセンスグッズも扱うなど、ただ安いだけではない商品も販売することも人気の理由でしょう。

 

年初来の株価パフォーマンス

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ファイブ・ビロウ(FIVE)の株価とS&P500の株価の比較です。

S&P500が現在のところ+7.76%の伸びなのに対して、ファイブ・ビロウは+88.36%と驚異的なパフォーマンスを示しています。

株価の好調さの要因は、6月と9月の四半期決算によるものですね。どちらの決算も好調だったようで、株価がそこでジャンプしてますね。

 

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ファイブ・ビロウの四半期決算

ここで過去2回の四半期決算の内容を確認してみましょう。

6月:2018年第1四半期決算
  • EPS:0.35ドル(予想:0.32ドル)
  • 売上高:2.96億ドル(予想: 2.91億ドル)
  • ガイダンス:Q2 EPS 0.36〜0.38ドル(予想:0.34ドル)
  • ガイダンス:Q2 売上高 3.32〜3.35億ドル(予想:3.27億ドル) 
  • ガイダンス:2018年度 EPS 2.42〜2.48ドル(予想:2.41ドル)
  • ガイダンス:2018年度 売上高 15.02〜15.17億ドル(予想:15.1億ドル)

6月の決算ではEPS・売上高はコンセンサス予想を上回り、ガイダンスについては年間売上高のガイダンス(中央値:15.095億ドル)がわずかに予想に届いていませんでした。 ほぼ予想通りではありますね。

 

9月:2018年第2四半期決算
  • EPS:0.42ドル(予想:0.38ドル)
  • 売上高:3.48億ドル(予想: 3.35億ドル)
  • ガイダンス:Q3 EPS 0.17〜0.19ドル(予想:0.17ドル)
  • ガイダンス:Q3 売上高 3.01〜3.04億ドル(予想:3.04億ドル) 
  • ガイダンス:2018年度 EPS 2.51〜2.57ドル(予想:2.48ドル)
  • ガイダンス:2018年度 売上高 15.28〜15.40億ドル(予想:15.21億ドル)

9月の第2四半期決算でもEPSと売上高はコンセンサス予想を上回っていました。

ガイダンスについてはQ3売上高がちょっと弱い以外は、全てコンセンサス予想を上回りましたね。

特に年間のEPSと売上高のガイダンスがQ2から上方修正されてますね。

Q3(8月〜10月期)は弱いものの、Q4(11月〜1月期)のホリデーシーズンと年末年始の商戦では好決算を見込んでいるのではと思います。

 

過去2回の四半期決算では好決算による株価のジャンプを見せてきたファイブ・ビロウですが、続くQ3・Q4でも株価が跳ね上がるのか、きっちり良い決算を出せるかどうかに注目ですね。