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Facebookの2018年第4四半期は予想を上回る好決算。課題は多いが広告ビジネスはいまだ好調をキープ。

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Facebookが2018年第4四半期決算を発表しました。予想を上回る好決算で株価も大きく伸びましたね。

 

 

Facebookの2018年第4四半期決算

  • EPS:2.38ドル(予想:2.18ドル)
  • 売上高:169.1億ドル(予想:164億ドル)
  • ガイダンス:2019年Q1 売上高成長率 +30%(予想:+24%)

Facebookの2018年第4四半期は、EPS・売上高・ガイダンスの全てでコンセンサス予想を上回る好決算でした。

 

売上高は前年同期比で+30%の成長でした。ちなみに2017年Q4は+48%の成長率でしたので、成長率は大きく下げてます。

ただし、前回決算のカンファレンスコールでは2018年Q4のガイダンスについて次のように伝えていました。

In Q4, we expect that our total revenue growth rate will decelerate by a mid-to-high single digit percentage compared to our Q3 total revenue growth rate.  

Q4では、トータルの売上高成長率はQ3のトータル売上高成長率と比べて5〜9%の減少を見込んでいます。

2018年Q3の売上高成長率が+33%でしたので、ガイダンス的には+24〜28%の成長率を見てました。しかし実際にはQ4は+30%でしたので、予想よりも売上高が伸びてきたということですね。

 

その他のキーメトリクスは次の通りでした。

  • Daily Active Users(DAUs):15.2億人(+9%)
  • Monthly Active Users(MAUs):23.2億人(+9%)
  • Average Revenue per User(ARPU):米国&カナダ 34.86ドル、全体 7.37ドル
  • モバイル広告売上高:広告売上高の93%(前年同期:89%)
  • サービス利用者数:27億人

DAUもMAUも+9%増加でした。個人データの問題など色々と取り沙汰されましたが、利用者数は特に減少することはなかったようですね。

Facebookの売上高はほぼ全てが広告費になりますが、特にモバイル広告からの収益がメインですね。モバイル広告の割合は広告売上高の93%を占めるまでになりました。

サービスの利用者(Facebook、Instagram、WhatsApp、Messenger)は27億人となりました。世界人口が約77億人ですので、世界の35%がFacebookサービス利用者ですね。

 

DAUとMAUの推移

地域別のDAU推移です。 

2018年Q4は、米国&カナダが1.86億人、欧州が2.82億人、アジア・太平洋が5.77億人、その他地域が4.78億人でした。

チャートを見ても米国&カナダはDAUの伸びはほぼ頭打ちですね。欧州も同じような状況です。

成長著しいのはアジア・太平洋とその他地域ですね。Facebookサービスがまだ深く進展していない国々でのユーザ獲得が着実に進んでいるようです。

 

月間利用者数のMAUも見てみましょう。こちらでもDAUと同じ傾向が見て取れますね。

米国&カナダと欧州は横ばい、アジア・太平洋とその他地域は高い成長を維持しています。

 

DAUもMAUも、特にアジア・太平洋の伸びが大きいですね。カンファレンスコールではこのユーザの伸びは特にインド、インドネシア、フィリピンが大きく貢献したとのことです。 

 

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広告売上高とARPUの推移

Facebookのメインビジネスである広告事業の売上高推移です。

ユーザ地域別の広告売上高を見ると先程のDAU・MAUとはパイが逆転しますね。

2018年Q4は米国・カナダが82.5億ドル、欧州が40.9億ドル、アジア・太平洋が27.4億ドル、その他地域が15.7億ドルでした。

広告売上高では米国&カナダがちょうど半分を占めています。この傾向は数%の上下はあれど毎期ほぼ同じですね。

 

ユーザ地域別の広告売上高成長率の推移です。

2011〜2013年頃はアジア・太平洋とその他地域の成長率が特に高かったですが、最近ではどの地域が特別に高成長という感じでもないですね。2018年Q4は20〜30%台に落ち着いてきました。 

どの地域も成長率自体は下がってきているのは気になるところです。2019年はこの傾向は継続するだろうとカンファレンスコールで触れてます。

 

ユーザあたりの広告単価であるARPUの推移です。

こちらも広告売上高と同じように米国&カナダのパイが最も大きいですね。2018年Q4は、米国&カナダが34.86ドル、欧州が10.98ドル、アジア・太平洋が2.96ドル、その他地域が2.11ドルでした。

広告売上高の点では米国&カナダの重要性が際立っていますね。DAU・MAUの成長は頭打ちでしたが、広告単価はまだまだ成長が期待できそうです。

 

ユーザ地域別ARPUの成長率推移です。

意外にも米国&カナダのARPU成長率は高水準を維持してました。2018年Q4は+30%でした。

その他は、欧州が+24%、アジア・太平洋が+17%、その他地域が+13%でした。欧州はまだ成長率が高いですが、その他が10%台に落ちてきましたね。

DAU・MAUの観点ではアジア・太平洋とその他地域の伸びが大きいですので、広告単価もこれから伸ばすことができるかが重要ですね。

 

モバイル広告の割合

広告売上高に占めるモバイル広告売上高の状況です。

 2018年は広告売上高の92%がモバイル広告によるものでした。広告売上高が550億ドル、モバイル広告売上高が506億ドルでした。今やFacebookにとってはモバイル広告がコア事業ですね。

広告ではInstagramのストーリーでの広告配信が好調なようです。現在、200万もの広告主がInstagramストーリーの広告配信を使用しているそうです。また広告インプレッションもInstagramのフィードとストーリーが成長を牽引しました。2019年は売上高自体は減少を見込んでいますが、Instagramの広告が今後もキーになりそうですね。

 

 

現状のFacebookを見ると、心配していたアクティブユーザ数の減少はほとんど見られませんでしたね。米国&カナダと欧州はDAU・MAUとも現状維持できていますし、他の国では相変わらず高いユーザ数の成長を見せています。

またInstagramストーリーの広告の好調さもあり、広告単価のARPUも成長を維持しています。メイン市場の米国&カナダが特に好調でしたね。

Facebookは今後もモバイルファーストな戦略で、モバイル広告により注力していくのでしょうね。今回の好決算を見て早速Facebookに投資してみましたので、ぜひ今後の好調維持を期待したいところです。

 

 

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