Amazonで買い物をする機会は多いと思いますが、普段なにげなく買っているその商品、実はAmazonが製造したものかもしれません。
実は多くのプライベートブランドを抱えるAmazon
アマゾンには、公にしていない、秘密のプライベートブランドがあることが明らかになった。
アマゾンが、商品ラインナップを補完する目的でプライベートブランドを立ち上げていることは周知の事実だが、アマゾンのプライベートブランドの数は以前よりもかなり増えている。
クォーツ(Quartz)は、アマゾンのプライベートブランドであることを明示していないブランドが、19種類あることを突き止めた。
そのうち、10ブランドはアマゾン製であることが記載されておらず、さらにそのうちの8ブランドはアマゾンだけで販売されている商品だが、その記載はない。
記事によればAmazonは少なくとも19種類のプライベートブランドを製造・販売しており、約半数の10種類についてはAmazonの名前が明記されていないそうです。
商品検索をした際に、よく知らないブランドだけど安くて高評価だしこれでいいか、と商品を購入したら実はAmazonのプライベートブランドだった、ということもあるのでしょうね。
良いものをお手軽な値段で提供してくれるならAmazon製でも良いかなと思いますが、昨今いろいろと批判されることも多いAmazonとしては名前を隠さないと売りにくい事情もあるのかもしれません。
19種類のAmazonのプライベートブランドとは
記事内で引用されていた元記事に19種類のプライベートブランド・リストがありました。USPTO(米国特許商標庁)で特許や商標の登録状況を調査することでAmazonが関係していることを突き止めたみたいです。
Amazonのプライベートブランド一覧
Franklin & FreemanやNuProなど一部商品は日本のAmaznoでも購入できますね。
Amazonは2009年に家電製品のプライベートブランド「Amazonベーシック」を立ち上げ、2016年にはファッションブランドや食品で新しいプライベートブランドを展開しています。それから徐々にカテゴリが増えているようですね。
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実はまだまだある?Amazonのプライベートブランドと思われる商品
元記事のQuartzが調べたところ、Amazonが商標登録しているけどAmazonではまだ販売されていないブランドとして次のものが見つかったそうです。
Amaonのプライベートブランド?(10種類)
さらにUSPTO(米国特許商標庁)に登録されている住所情報の一致状況から、下記も恐らくAmazonのプライベートブランドではないかと推測しています。
これもAmazonのプライベートブランド?(9種類)
全て合計すると38種類になりますね。また同じカテゴリのブランドが結構多い印象です。これだけの数があると、消費者は知らないうちにAmazonプライベートブランドの商品たちを比較・検討して購入しているのかもしれません。
近い将来、服や食品、家具、日用品など、自分の周りにあるもの全てが実はAmazon製になっていた、といった日が来ても不思議ではなさそうですね。
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