保有銘柄の決算を確認してみます。今回はTwilio、Merck、Mastercardです。
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Twilioの2019年第1四半期決算
- EPS:0.05ドル(予想:0.01ドル)
- 売上高:2.33億ドル(予想:2.23億ドル)
- ガイダンス:Q2 EPS 0.02〜0.03ドル(予想:0.02ドル)
- ガイダンス:Q2 売上高 2.62〜2.65億ドル(予想:2.52億ドル)
- ガイダンス:2019年 EPS 0.11〜0.13ドル(予想:0.10ドル)
- ガイダンス:2019年 売上高 11.02〜11.11億ドル(予想:10.8億ドル)
Twilioの2019年Q1決算は、EPS・売上高・ガイダンスの全てでコンセンサス予想を上回る好決算でした。ちなみに今回の決算から昨年に買収したSendGridの売上高等を含んでいます。
アクティブな顧客アカウント数は154,797顧客でした。この顧客数にもSendGridの顧客数が含まれます。前年同期のTwilioのアカウント数は53,985でしたので、買収により増えた分も含めて大幅に顧客数が増加してますね。
ドルベースの純増率は146%でした。この数字にはSendGridは含まれていません。前年同期が132%でしたのでこちらもしっかり伸びています。
Merckの2019年第1四半期決算
- EPS:1.22ドル(予想:1.05ドル)
- 売上高:108.2億ドル(予想:104.5億ドル)
- ガイダンス:2019年 EPS 4.67〜4.79ドル(予想:4.68ドル)
- ガイダンス:2019年 売上高439〜451億ドル(予想:444.2億ドル)
Merckの2019年第1四半期決算は、EPS・売上高・ガイダンスの全てでコンセンサス予想を上回る好決算でした。
Merckの主力医薬品であるキイトルーダの売上高は22.69億ドルで、前年同期と比較して+55%の伸びでした。非常に好調ですね。ちなみに全体の売上高は+7.8%の伸びでした。
またガイダンスは前回から上方修正されました。FY19売上高は前回の432〜437億ドルから439〜451億ドルに、FY19 EPSは前回の4.57〜4.72ドルから4.67〜4.79ドルに、それぞれ上がりました。2019年の先行きは明るいようですね。
Mastercardの2019年第1四半期決算
- EPS:1.78ドル(予想:1.66ドル)
- 売上高:38.9億ドル(予想:38.6億ドル)
Mastercardの2019年第1四半期決算は、EPS・売上高がコンセンサス予想を上回りました。また2019年の売上高については10%台前半の成長を見込んでいます。
Q1の売上高は+9%の成長で38.9億ドルでした。これには下記メトリクスの成長が貢献しました。
- スイッチト・トランザクション数(総処理回数):+17%、192億処理
- グロス・ダラー・ボリューム(総決済額):+12%、1.5兆ドル
- クロスボーダー・ボリューム:+13%
またMastercardブランドのクレジットカードとMaestroブランドのデビットカードの総発行枚数は+7%伸びて25億3,700万枚となりました。
MastercardはApple+Goldman SachsとともにApple Cardの発行で提携してますね。Apple Card自体は今年の夏に米国でスタートする予定で、日本では利用可能時期が未定なのが残念ですが、Mastercardにとってもカード発行数や決済額を上げられるチャンスではないかと期待します。
3社とも好決算で投資先に迷う
今回確認した3社はどれも好決算でした。銘柄ホルダーとしては大変うれしいです。
ただ、投資先として考えたときに、どれに投資するか非常に迷いますね。
基本的に好決算の銘柄には追加投資をする方針なのでどれかには投資したいですが、もう全てに投資するしかないですかね。
まあ急いで投資する必要もありませんし、今夜の株価の動きを見ながらじっくり考えたいと思います。
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