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Squareが2019年第1四半期決算を発表。Q2ガイダンスが弱く株価は急落へ。

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Square(SQ)が2019年Q1決算を発表しました。Q1の内容は良好でしたがガイダンスが弱くアフターで株価が急落しています。

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Squareの2019年第1四半期決算

  • EPS:0.11ドル(予想:0.08ドル)
  • 売上高:4.89億ドル(予想:4.78億ドル)
  • ガイダンス:Q2 EPS 0.14〜0.16ドル(予想:0.19ドル)
  • ガイダンス:Q2 売上高 5.45〜5.55億ドル(予想:5.55億ドル)
  • ガイダンス:2019年 EPS 0.74〜0.78ドル(予想:0.74ドル)
  • ガイダンス:2019年 売上高 22.5〜22.8億ドル(予想:22.6億ドル) 

Squareの2019年Q1決算はEPSと売上高がコンセンサス予想を上回るものの、今期Q2のガイダンスがEPS・売上高とも予想に届きませんでした。

2019年通期のガイダンスは今のところは予想を上回る内容です。売上高は前回の22.2〜22.5億ドルから上方修正されました。

 

売上高は前年同期比で+59%の4.89億ドルでした。2018年Q1の成長率は+51%でした。

 

総支払額のグロス・ペイメント・ボリューム(GPV)は226億ドルで、前年同期比で+27%でした。2018年Q1は178億ドル(+31%)でした。

前期の2018年Q4が230億ドルでしたので、ちょっとGPVが減少ですね。

 

調整後EBITDAは+72%の6,200万ドルでした。2018年Q1は3,600万ドル(+33%)でした。

 

その他のメトリクスや四半期の推移は下記の通りでした。

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Q2ガイダンスが弱く、株価はアフターで急落へ

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先程見たとおり、Q2ガイダンスの弱さが嫌気されたようで、アフターマーケットで株価が-6%ほど急落してしまいました。

 

思えば、前回の2018年Q4決算時も、前々回の2018年Q3決算時も、ガイダンスが弱い等の理由から株価は急落していましたね。ちょっと最近のSquareは安心して見ることが難しい銘柄になった印象です。

 

ただ毎回ガイダンスを上回る決算を発表しているのもまた事実です。例えば2018年Q4決算で、2019年Q1のガイダンスを次のように発表していました。

  • EPS:0.06〜0.08ドル
  • 売上高:4.72〜4.82億ドル

蓋を開けてみればどちらもQ1は実績が上回る内容でした。毎回の弱気なガイダンスは過小評価なんですかね。

 

売上高の成長率はまだ高いもののGPVが減少したのは少々気になります。ただし2018年Q1も2017年Q4のGPVから微減でしたので、季節変動なのかもしれません。

 

ここ何回かの決算を見ていると、Squareがスッキリした良い決算を出せなくなっているのが気がかりです。決算のたびに株価が急落していては、投資家としても落ち着きませんね。

昨年9月頃は100ドル間近だった株価が今は70ドルを割るまで下落してしまいました。再びかつてのような目の覚める決算を毎期出せるよう復活を期待していますが、果たしてどうなりますかね。

 

プラットフォーム革命――経済を支配するビジネスモデルはどう機能し、どう作られるのか

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