エネルギーセクターへの投資を考える際に、そもそもの原油や石油について詳しく知りたいと思って参考情報を探していたところ、うってつけの教材に行き当たりました。
石油のオススメ教材『調べてみよう 石油の活躍』
http://www.paj.gr.jp/about/data/shirabetemiyou2017.pdf
こちらは日本の石油の産業団体である石油連盟が発刊している児童向けテキストになります。児童向けと侮るなかれ、中身は石油の誕生から暮らしとの関わり、サプライチェーンまで平易な表現でポイントをおさえて解説してあります。
例えば日本国内の石油の使用内訳についてです。石油は大きく輸送用、熱源用、原料用の3カテゴリで使われていることが分かりますね。
例えば電気自動車が主流になると石油(ガソリン)が使われなくなりエネルギー企業は大丈夫かと想像しますが、石油の用途は非常に多岐に渡るためそんな単純な話ではないことが理解できます。(だからと言ってエネルギー企業が安泰という訳でもないでしょう)
内容は日本国内が中心ですが、石油とはなんぞやを学ぶ最初としてはこれくらい分かりやすいほうが良いのではと思いました。
その他の刊行物
石油連盟の刊行物でPDFでダウンロード可能なものは上の4つがありました。先程の『調べてみよう 石油の活躍』の他に、Q&A形式でまとめられた『もっと知りたい!!石油のQ&A』、一般向けにまとめられた『今日の石油産業』、そして連盟の紹介である『石油連盟の概要2017』です。
石油についての疑問ポイントが明確な場合は『もっと知りたい!!石油のQ&A』がオススメです。石油の疑問について一問一答で分かりやすく解説してくれます。
以上、石油について学ぶときのオススメ教材の紹介でした。石油に限らず、各産業の産業団体を調べれば、こういった解説教材は見つかるかもしれませんね。
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