バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイがSECに提出した内容から2017年12月末時点の売買銘柄を見てみましょう。今回、ガッツリと売られたのはIBMでした。3ヶ月前の提出時もIBMは大きく売られていましたね。
前回の売買について
今回、新規・追加で購入された銘柄
今回、バークシャー・ハサウェイにより新規または追加で購入された銘柄です。
前回も買われたアップルは今回も追加購入されていました。約3,100万株もの追加です。
新規購入では、新たにテバ・ファーマシューティカル・インダストリーズが購入されました。Wikipediaによれば、テバは医薬品メーカーでは世界15位であり、ジェネリック医薬品では世界最大のメーカーのようです。バフェット氏が購入したということで注目度が上がりそうですね。
今回、売却された銘柄
今回、バークシャー・ハサウェイが売却した銘柄は5銘柄でした。
まず目を引くのはやはりIBMの大量売却ですね。元の保有数の95%に相当する約3,500万株ほどを売却し、残りは200万株ほどにまで減少しました。これはIBMの完全売却も時間の問題でしょうか。
その他は数%程度の売却ですが、ゼネラルモーターズは17%ほどの売却でちょっと多めですね。
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現在のウォーレン・バフェット保有銘柄トップ10
評価額順にバフェット氏の保有銘柄トップ10を並べました。トップ銘柄は今回も追加購入されたアップルでした。
僅差でウェルズ・ファーゴとクラフトハインツが続きます。今回、ウェルズ・ファーゴは少し売却されていましたね。
クラフトハインツはここ1年株価が下がりっぱなしですが、バフェット氏が売却しないということはまだまだこれからということでしょうか。今度発表される四半期決算に注目ですね。
バフェット氏といえば第5位のコカ・コーラですね。ずっと売買もなく保有し続けられている代表銘柄の一つと思いますが、昨今の炭酸飲料離れのトレンドもありあまり元気が無いようにも感じられます。こちらも四半期決算が楽しみです。