米国株について「一度投資したらほったらかしでいいよ」と言われている銘柄をさらに調べてみました。今回は特に数年前にそう言われた銘柄がメインです。
＜前回＞
Buy and Forget These 5 Dividend Stocks in 2013
The Streetから、2013年のほったらかし銘柄の紹介です。ここでは5銘柄が紹介されていました。
Corning（GLW）：世界最大級のガラス製品メーカー
2013年から2015年までは株価は上昇していましたが、2016年までは下落傾向だったみたいです。そこから今に至るまでは再び上昇してますね。
Coca-Cola（KO）：コカ・コーラに代表される清涼飲料水を製造販売する企業
2013年から結構激しく株価が上下していますが、じわじわと上昇しているようです。
Wells Fargo（WFC）：2017年7月現在アメリカ合衆国で最も支店数が多い金融機関
2015年夏までは順調に株価が伸びていましたが、そこから下落傾向に転じました。2017年にまた盛り返しましたが、最近は無断口座開設や不適切な自動車ローンなどコンプライアンス問題が話題となっていました。
Intel（INTC）：アメリカ合衆国カリフォルニア州に本社を置く半導体素子メーカー
2015年までの上昇傾向から一転して最近は株価が横ばい傾向のようです。
GE（GE）：多国籍コングロマリット企業
2016年までは徐々に株価を上げていましたが、2017年に入って急に下落傾向に入ってしまいました。
感想
約4年前のほったらかし銘柄のその後を見てみましたが、完全に手放しでほっておける銘柄というのはなかなか難しいですね。
Corningのように今まさに伸びている銘柄もあれば、GEのように今まさに下落中の銘柄もあり、他はほぼ横ばいな傾向を示す中で、それでも忍耐強く持ち続けることが大事なのでしょう。
数十年保有し続けるつもりの銘柄に対して、数年での一喜一憂など気にしない心がほったらかし投資には必要に思いました。例えばGEについては今がチャンスとばかりに買い増しする感じでしょうか。
とは言え、企業の決算や取り巻く環境を無視して盲目的に投資をすることだけは避けたいですね。
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