アルトリア・グループ(MO)とiシェアーズ 米国優先株式 ETF(PFF)からの配当金を受け取りました。PFFは毎月配当になります。
アルトリア・グループ(MO)とPFFからの配当金
アルトリア・グループは3.33ドル、PFFは47.87ドルでした。アルトリア・グループはまだまだ少額投資です。
2017年の配当金状況
現在までの配当金状況です。毎月の配当をグラフにすると気分が上がりますね。
自分のポートフォリオでは10月はシスコ・システムズとフィリップ・モリスの配当を予定しています。ただシスコ・システムズは月末近くなので実際の入金は11月になるかもしれませんね。
現在の月別配当の状況
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アルトリア・グループの現況
株価推移
MO : Summary for Altria Group, Inc. - Yahoo Finance
アルトリア・グループの年始からの株価推移です。やはり7月末に発表されたFDAのニコチン含有量規制に関するニュース以降、株価がはっきり低迷していますね。
市場は意外と失望していない?
株価は低迷中ですが、今月に予定されている第3四半期決算のアナリスト予測を見ると、不思議とあまり大きな失望感は感じないですね。
現在のアナリスト予測とコンセンサスを見ると、2017Q3の1株あたり利益(EPS)は2016Q3より高い予想です。またレーティングを見てもBuyまたはHoldがほとんどで、Sellと評価しているアナリストは1名のみでした。
理由の一つは、世の中の健康トレンドやFDAの動きに対して、アルトリア・グループ(とフィリップ・モリス)がそれに追従するように対策を打てている点でしょうか。2014年には電子タバコのGreen Smokeを買収しており、またフィリップ・モリスのiQOSが好調なことから、アルトリア・グループが米国内でのiQOS販売を認可されれば紙タバコに代わる低リスク・タバコにより市場シェアを維持できるでしょう。
ただiQOS等の電子タバコ需要が高まっていけば、そちらも新たな規制対象とFDAが判断することは容易に考えられますので、常に新しいプロダクトを模索する必要はありますね。いつまでもタバコ事業だけでやっていけるのか、将来の動向が非常に気になります。
いずれにせよ10月26日の第3四半期決算の結果しだいで、株価が大きく動きそうです。生活必需品セクターへの投資先として人気のアルトリア・グループですので、あっさりと元の株価水準まで戻るかもしれませんね。