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企業研究:公益事業企業について学ぶ

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今回は公益事業企業についてです。

電力、ガス、水道といった、社会のインフラ事業がメインとなります。

バンガード・米国公益事業セクターETF (VPU)を参考に

バンガード・米国公益事業セクターETF (VPU)は米国の公益事業セクターの大型株、中型株、小型株に投資するETFで、「電力、ガス、水道企業のほか、独立系発送電事業を行う企業で構成」されているのが特徴です。

 

保有上位10銘柄と産業別構成比は下記のとおりです。

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産業別では電力が全体の6割近くを占めています。次いで3割が総合公益事業となっています。水道、ガスよりも電気の立場が非常に強いセクターです。

先日に購入したナショナル・グリッドは英国の企業ですのでここには載っていません。

www.us-stock-investor.com

公共事業は動きが少ないためか、あまり目立ったニュースが見当たらなかったので、あとは個別に企業の経営状況を見るにとどめておきます。

 

経営状況を見てみる

ネクステラ・エナジー(NEE)

純利益 営業CF 売上高 営業CFマージン
2014 $2,465 $5,500 $17,021 32.3%
2015 $2,752 $6,116 $17,486 35.0%
2016 $2,912 $6,336 $16,155 39.2%

(単位:百万ドル)

営業CFは着実に増加しており、営業CFマージンは30%以上と、非常に経営状況は良いと思います。

ネクステラ・エナジーはフロリダに本社を持つ電力会社です。子会社には、フロリダに電力を配送するFlorida Power & Lightや、風力発電および太陽光発電に強いNextEra Energy Resources、そしてフロリダとテキサスに光ファイバーを提供するFPL FiberNetがいます。

 

デューク・エナジー(DUK)

純利益 営業CF 売上高 営業CFマージン
2014 $1,883 $6,586 $22,509 29.3%
2015 $2,816 $6,676 $22,371 29.8%
2016 $2,152 $6,798 $22,743 29.9%

(単位:百万ドル)

こちらも営業CF、マージンともに年々増加しています。経営状況は良好に思います。

デューク・エナジーはノースカロライナ州のシャーロットに本社を持つ電力会社です。

動向として、東芝の粉飾決算の余波を受けて、思わぬところで影響が出ているようです。直ちに悪影響が発生するわけではないと思いますが、今後の対応には注目です。

www.bloomberg.co.jp

 

また同社の中南米発電所についてはカナダや中国の企業へ売却する流れのようです。

www.bloomberg.co.jp

 

サザン(SO)

純利益 営業CF 売上高 営業CFマージン
2014 $2,031 $5,815 $18,467 31.5%
2015 $2,421 $6,274 $17,489 35.9%
2016 $2,552 $4,894 $19,896 24.6%

(単位:百万ドル)

2016年に営業CFとマージンが減少しています。しかし営業CFマージンは25〜30%を示しており、安定したキャッシュ確保ができている状況に思います。

サザンは公益事業持株会社で、子会社を通じて、アラバマ、ジョージア、フロリダ、ミシシッピ州で電力事業を展開し、発電所の建設、買収、管理、電力卸売事業を行っています。

こちらも東芝の粉飾決算の影響を受け、原発プロジェクトをウェスティングハウスから引き継ぐとのニュースがありました。今後の展開を見守りたいと思います。

www.bloomberg.co.jp

 

 

やはり公益事業は非常に固く安定している印象を受けました。

特に大きなニュースは見当たらなく、せいぜい東芝の粉飾決算関係のニュースくらいでしょうか。それだけセクターとしては安定しているのだろうと思います。

長期投資の観点からは将来に渡って安定した配当が期待できると思いますので、先日のナショナル・グリッドへの投資に加えて、分散投資の観点から投資先を検討したいと思います。