ユーエスがはじめて米国株を学ぶブログ

はじめて米国株投資にトライしたい米国株初心者が学んだことを記録していきます。

東京五輪まであと3年。オリンピック特需の効果はいつまで保つ?

スポンサーリンク

f:id:us_stock_investor:20170812225753j:plain

2020年の東京オリンピック開催まであと3年です。世間ではオリンピック特需で株価の上がる銘柄情報などが飛び交っていますが、特需の効果はどれくらい保つものなのでしょうか。

過去のオリンピック事例を見てみる

ロンドン五輪(2012年7月27日〜8月12日)

f:id:us_stock_investor:20170812230444j:plain

2012年に開催されたロンドン五輪について見てみます。ここでは英国の株式指数であるFTSE100指数を参考にします。

ロンドン証券取引所(LSE)における株価指数で、英国の代表的な株価指数です。欧州においても、ドイツのDAXや、フランスのCAC40と並んで、注目度の高い株価指数です。英国フィナンシャル・タイムズ社と、ロンドン証券取引所グループの合弁会社である、FTSEが公表するので、この名前が付けられています。この指数はイギリスのロンドン証券取引所に上場されている、時価総額が大きい100社を対象とし、1983年12月31日の株価を基準値(1,000ポイント)として計算された、時価総額加重型指数となっています。FTSE100種総合株価指数とも呼ばれ、他にもFTSE250種総合株価指数、FTSE500種総合株価指数があります。

FTSE100指数│初めてでもわかりやすい用語集│SMBC日興証券

 

f:id:us_stock_investor:20170812230752p:plain

五輪開催前の2009年頃から徐々に値が増加し始め、開催前年の2011年前半にピーク値をつけています。しかしそこから値は低迷し始め、五輪開催年の2012年も前年ピークを超えることなく横ばいとなったようです。特需は五輪開催まで保たなかった印象です。

 

北京五輪(2008年8月8日〜8月24日)

f:id:us_stock_investor:20170812231225j:plain

ロンドン五輪の一つ前に開催された北京五輪を見てみます。ここでは上海総合指数を参考にします。

上海総合指数(シャンハイそうごうしすう、中国語: 上海证券交易所综合股价指数、英語: SSE Composite Index)は、上海証券取引所における株価指数。同証券取引所に上場するすべての株(A株・B株)で構成される、時価総額加重平均型株価指数である。 

上海総合指数 - Wikipedia

 

f:id:us_stock_investor:20170812231716p:plain

2006年後半から値が伸び始め、五輪開催の前年2007年後半にピーク値をつけています。ただロンドン五輪同様にそこから値が減少をし始め、2008年の北京五輪開催時も継続して下落していったようです。こちらも特需は五輪開催まで保たなかったですね。

 

オリンピック特需により株価は上昇する反面、オリンピック開催まで効果が持続するかといえば案外難しいのかもしれません。

 

<スポンサーリンク>

 

 

もちろん中には例外もある

アトランタ五輪(1996年7月19日〜8月4日)

f:id:us_stock_investor:20170812232325j:plain

米国株への投資に興味がある以上、米国のオリンピック開催時の状況も気になります。ここでは米国で最も直近に開催されたアトランタ五輪を見てみます。指数はS&P500を参考にします。

S&P500(エス アンド ピー ファイブハンドレッド、Standard & Poor's 500 Stock Index)は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出しているアメリカの代表的な株価指数。ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数である。

S&P 500 - Wikipedia

 

f:id:us_stock_investor:20170812232644p:plain

五輪開催前年の1995年に値が増加し始め、そのまま五輪開催年の1996年も伸び続けていました。すべてをオリンピック特需で説明できるわけではないと思いますが、先に見た2例とは異なる動きを示しているのが興味深いです。S&P500はその後2000年まで増加し続けていました。

 

オリンピック開催国の景気動向としては必ずしも開催時にしぼんでしまうわけではないみたいですね。米国自体の底力がなせた技なのかもしれませんけど。

 

東京五輪まであと3年ですが、過去事例に習うと株価がピーク値をつけるかもしれないのは開催前年の2019年かもしれませんし、あるいはそのまま値が上がり続けるかもしれませんが、こればかりは確実なことは言えないですね。

 

米国は3度目のロサンゼルス五輪を開催

米国については2028年にロサンゼルス五輪(3度目)の開催を控えています。米国株ブログとしてはこちらのオリンピック特需にとても期待しています。

 

参考に前回のロサンゼルス五輪(1984年)開催時のS&P500を見てみます。

ロサンゼルス五輪(1984年7月28日〜8月12日)

f:id:us_stock_investor:20170812233737p:plain

1982年に値が急増し、開催前年の1983年にピークとなりますが、五輪開催が近づくに連れて値は下落しています。しかし五輪開催日付近から値が急増し、その年の終盤には元の水準近くに戻ったようです。

この年のロサンゼルス五輪は商業主義の走りとなった五輪とのことで、その後のオリンピック特需というトレンドを生み出した五輪だったのでしょうね。

かくして最終的にはこの大会は、およそ400億円の黒字で終了かつ成功し、その全額がアメリカの青少年の振興とスポーツのために寄付された。この大会の成功が、その後の五輪に影響を与える商業主義の発端となった。

ロサンゼルスオリンピック (1984年) - Wikipedia

 

2028年のロサンゼルス五輪開催が近づくと米国も色々と盛り上がってくると思いますし、どういう企業・銘柄に需要が生じるか今から楽しみです。